ルール作りが子育てを救う

子育て

最近「非認知能力」が大切だとよく言われますよね。

「非認知能力」とは、例えば、目標に向かって頑張る力、他の人とうまく関わる力、感情をコントロールする力などです。(Eテレの番組「すくすく子育て」で説明してくれているサイトがこちらです)

ボーグ重子さんの著書『「非認知能力」の育てかた』によると、これらの力を育てる土台となるのが「ルールを守ること」なのだそうです。

子どもはのびのびと育てましょう。

できるだけ自由にさせてあげましょう。

子どもの気持ちに寄り添いましょう。

そんな言葉をよく聞きます。

もちろん「のびのび」や「自由」もとても大切です。でも息子が3歳になり、当たり前ですがそれだけでは親も子もとても苦しむことになると気付きました。

子どもには「限界」を設定してあげるべき

子どもは常に、自分がどこまでやっていいのか、どこまで許されるのか、親を試しています。だからこそ明確な「限界」を設定することで、子どもは「ここまでならやってもいい」と思える安心感を得ることができるのです。

「非認知能力」の育てかた〜心の強い幸せな子になる0〜10歳の家庭教育〜

この「限界」を知らなければ、子どもはどこまでやっていいのかがわかりません。これをしたら怒られるのではないかと不安になったり、反対に親が何を言っても聞かなくなったりするなど、自分の取るべき道がわからなくなってしまいます。そんな不安な気持ちでは子どもは自信を得ることはできません。

「非認知能力」の育てかた〜心の強い幸せな子になる0〜10歳の家庭教育〜

それは困ります😂

というかうちは限界を設定しなかったので、とても困ることになりました。

そして自信までつかないなんて😱

親であれば誰でも、子どもには「自己肯定感」や「自信」を持って育ってほしいと願っているのではないでしょうか。

我が家でもさっそくルールを作りました。

我が家のルール

ルールを決める話し合いは、子どもも参加させることが大切だそうですが、それは4歳くらいまでは難しいとのことでした。

息子は3歳なので、まずは大人がルールを作り、それをなぜ守らないといけないのかを説明することにしました。

作ったルールはこちらです。

・車がいるところや人がたくさんいるところでは走らない

・リビングに出したおもちゃは片付ける

・自分がされて嫌なことは人にもしない

・遊ぶのはやるべきこと(食事や着替えなど)をやってから

・レストランでは静かにする

ルールを作ってみて感じた効果

まず、親の態度がぶれなくなり、ルールを破ったときはしっかり注意し、何度も繰り返して伝えるようになります。

そうすると、自由奔放でまったく言うことを聞かなかった息子も少しずつルールを理解し、ルールを守るようになったり、相変わらずごねるものの最終的に自分で納得してルールを守るまでの時間が短くなったりという効果を感じてきました。

そして、ルールを守れた時は「とてもかっこいいね!」「ルールが守れてすごいね」と伝えるようにすると、息子もとても誇らしい顔をします。

「自分はできる」という自己効力感や自信を育んでくれているなと感じます。

そうすると問題行動も減りますし、親もとても楽になります。

もちろん全部がすぐにうまくいくわけではないので、相変わらず困る場面もありますが、ルールを作る前よりはずっと子育てが楽になりました。

ぜひ試してみてください😊

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