親の子育てタイプとは?
ボーグ重子さんの『世界最高の子育てツール SMARTゴール』に親には以下4つのタイプがあると書かれていました。
【タイプ1】民主型
コントロールと期待水準が高い+子どもの気持ちとニーズを汲み取る温かさが高い
もちろんコントロールが強いといっても強制とプレッシャーを課す絶対君主的ボスではなく、決めたルールと水準がちゃんと守られているかを適度に管理するマネージャー的ボスだそうです。
ルールは明確にし「どうして守らなければいけないのか」「それを守ることでどうなるのか」を子どもに説明し、納得してもらいます。(2歳頃は納得は難しいですね😅)
【タイプ2】服従型
コントロールと期待水準が高い+子どもの気持ちとニーズを汲み取る温かさが低い
親は絶対的ボスで、親のニーズを中心に子どもにはただ言う事を聞きなさいというスタイルだそうです。時間や余裕がないときに陥りがちな気がします。
【タイプ3】寛容型
コントロールと期待水準が低い+子どもの気持ちとニーズを汲み取る温かさが高い
一家のボスは子どもで、親は子どもに振り回されます。3歳手前くらいまで、我が家はまさにこのタイプでした😅
【タイプ4】無関心型
コントロールと期待水準が低いまたは皆無+子どもへの無関心
こちらはネグレクトになってしまいますね。
寛容型と服従型に陥りがち
頭では民主型が良いと分かっていても、日常生活の中で陥りがちなのが寛容型と服従型ではないでしょうか。
特に小さな頃は「まだ言っても分からないのではないか」「ダメと言いすぎては可哀想」などから寛容型になってしまったり、時間が無い!心の余裕が無い!というときや人の迷惑になる場合に有無を言わさず抱っこで連れ去るなどの服従型になりがちです。
もちろんこれくらい好きにさせてもいいのではという場面もたくさんありますし、抱っこで連れ去る以外方法が無いときも私自身たくさんありました。
けれどその2つのパターンだけで子育てをしてしまうと、とてもワガママで自己コントロール力の低い子どもになってしまう危険があります。
実際、我が家では3歳手前まで子どもを王様のように扱ってしまった結果、自己コントロール力が低くなってしまいました。
また、ママ同士話していても感じたのですが、最近は「子どもの好奇心を伸ばすことが大切」と言われすぎて、できる範囲で子どもを自由にさせている方も多いのではないでしょうか。
しかし、よくよく考えると自由と思っていたものが放任に近くなってしまっていることも😂
適度というのは難しいですよね。
子どもを成功と幸せに導く接し方
小さい頃は特に、子どもは1度や2度言ったって聞いてくれません。しかしそれで伝えることをやめてしまえば、それは放任になってしまいます。
そして子どもは限界が分からなくなり、態度や要求はエスカレートしていきます。
小さいからといって何も分からないわけではありません。何百回も伝え続ければ、いつか届く日がきます。
先ほどの本では、子どもを成功と幸せに導く「民主型」の親の接し方を次のように表しています。
必要な規則と限界を家族で決め、それを理由づけによる納得と主体性で子ども自らに守らせ、温かいアプローチで適度に子どもを管理する。
世界最高の子育てツール SMARTゴール
そんな厳しさと温かさのバランスが取れた接し方を心がけたいです。