赤ちゃんが寝ないとつらいですよね。
日中ならまだしも、夜中や早朝に起きられて寝かしつけが長時間かかることもよくあります。
私も息子が1歳ころまでこれが本当につらくて、日中ぐったりしていたのを覚えています。
ねんトレ本を読んでお昼寝や寝かしつけの時間を決めたりして奮闘しましたが、やはり一人で寝る力をつけるまではできませんでした。
なので3歳過ぎの今も寝るときは隣で添い寝していますし、絶対に眠そうなときも寝るのが下手でつらそうにしていて申し訳なくなります。
寝る力があるって大事なんですね。
もうすぐ第二子が誕生するので、久しぶりの赤ちゃんの寝かしつけに備えてこちらの本を読んでみました。
こちらは、ご自身のお子さんの夜泣きに悩んで睡眠コンサルタントの資格を取得し、乳幼児の睡眠のプロフェッョナルとなった著者が「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」の解決策をまとめてくれています。
また、スタンフォード大学の睡眠生体リズム研究所長の方が監修もされているようです。
気になったポイントをまとめてみました。
子どもは疲れすぎると逆に眠れなくなる!
これは息子を見ていてやっぱりそうかー!と思いました。
絶対疲れているはずなのに、どうしてこんなにハイになっているんだろう??ということよくありますよね。
本来は自然な目覚めを促すホルモンであるコルチゾール(通称ストレスホルモン)は、疲れすぎても過剰に分泌されるので、子どもは逆に興奮してしまいます。その結果、うまく眠れずにぐずってしまったり、夜泣きをしたり、早起きしてしまうことに。
ママと赤ちゃんのぐっすり本「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド
子どもは起きていられる時間が短いのだそうです。
例えば「活動時間の目安」は
0〜1ヶ月:〜約40分
1〜2ヶ月:約40分〜1時間
2〜3ヶ月:約1時間〜1時間20分
「ベストな睡眠時間」は
0〜3ヶ月:約14時間〜17時間
こちらの時間はあくまで目安であり、子どもの成長スピードや活動量などによって前後するようですが、とにかく「疲れすぎる前に寝かせる」のが大切だそうです。
子どもの安眠を妨げる意外な「落とし穴」
□寝る前は、子どもが満足するまで絵本をたくさん読んであげる
□寝冷えをしないように、服は大人より一枚多めを心がけている
□冬でもエアコンの温度設定を25度にしている
□寝るときの照明は、天井の常夜灯にしている
□子どもが完全に寝付いてからベッドに置く
□子どもが寝ているときは、できるだけ音を立てないように注意している
□夜中のおむつ替えのとき、よく見えないのでそのときだけ照明をつける
□夜中、「あー」「うー」と子どもが言ったら、すぐにあやす
□夜中の授乳時は、「よく飲むねー」「いい子だね」と声をかける
□とにかく自分のことはニの次。子どもを寝かせることを最優先している
ママと赤ちゃんのぐっすり本
なんとこれら全てが子どもの安眠をかえって妨げている可能性があるそうです😱
だいたいの項目に覚えがあります😂
睡眠の土台を整えるだけで、トラブルの7割は改善する!
「睡眠の土台」とは、子どもがみずから眠れるようになるために必要不可欠な3つのことだそうです。
睡眠の土台
①寝室など睡眠にかかわる環境
②子どもとのコミュニケーションやママなど保育者の心の安定
③生活リズム
土台作りは新生児からでき、いつ始めても遅くないそうなので、我が家でも第二子退院後からすぐに始めたいと思います。
①環境
・朝起きたらすぐカーテンを開けて日光を約15分浴びる
19時就寝が目標だとすると、7時頃が良いそうです。
余裕があれば朝15分ほど外に出て散歩をするのも良いそうです。兄弟がいる方は送迎のついでにするとよさそうですね。
・テレビやタブレットなどの使用は就寝2時間前までが理想
これは難しい場合もあると思うのですが、せめて1時間前までには消したいですね。
私はテレビ大好きだったので、第一子のときはこれがあまりできていない時期もありました。しかし今では息子の就寝前の時間帯にテレビを見ないことに慣れました。
基本的に録画して子どもが寝てから見ています😀
・常夜灯は明るすぎ。”おやすみライト”を利用する
基本的には遮光カーテンをつけて、照明はすべて消し、真っ暗な状態で朝まで眠らせるのが理想だそうです。
夜中の授乳やおむつ替えで灯りが欲しいときは”おやすみライト”が便利です。
私はこちらを買ってみました。
USB充電なのは少し不便ですが、ポータブルに使えますし、タッチするだけで電源のON・OFFや明るさの調整などができてとても便利です。
私は第一子を里帰り出産で生んだのですが、夜中のおむつ替えは普通に電気を点けていました😅今度はこちらのライトでなるべく暗いままにしてあげたいと思います。
②子どもとのコミュニケーションや保育者の心の安定
保育者の心の安定は大切ですよね。ママが満たされていないと、子どもも満たされないそうです。これは子どもと接していて痛感します。
できるだけ睡眠をとったり、少しでも自分の時間を持ったり、人と話したり、自分を大切にすることが子どもを大切にすることにつながります。
また、子どもと純粋な1対1の時間をとることも子どもの心の安定となり、良い睡眠に繋がるそうです。難しければ5分でもいいそうなので、真剣に子どもと向き合う時間をとりたいと思います。
③生活リズム
子どもは次に何が起こるかわかると安心するので、ねんねルーティーン(夜、寝る前の流れ)を作るとよいそうです。
これは家庭に合った流れでOKで、
例えば「お風呂→パジャマに着替え→歯磨き→絵本を2冊読む→電気を消す」
その際におさえておきたいポイントは
・お風呂から電気を消すまで約45分
・授乳の後、消灯の前にワンステップおく
・ルーティーン以上の子どものリクエストに応じない
・子どもが興奮していたらこそこそ話程度の音量で絵本を読み、落ち着かせる
などです。
「睡眠の土台を整える」を実施してみた結果
現在、次男は約2ヶ月になりました。ねんねトレーニングは6ヶ月以降からがよいということなので、その前段階の睡眠の土台を整えています。
その甲斐あってか?夜9時頃から朝の4時頃まで寝るようになってきました!
また、ねんねトレーニングを実施したら結果を書いていきたいと思います。