早ければいい訳ではない!?英語学習は何歳から始めるのがベストか?

子育て

子どもを生んでから「この子に英語を…」とは殆どの方が考えたことがあるのではないでしょうか。

そんな日本中(英語圏以外の世界中?)の親たちの悩みにEテレの『すくすく子育て』が答えてくれていたので、その内容を書いておきたいと思います。

伸びるのは子どもが興味を持ってから

やはり興味を持ったときに英語力が伸びるため、興味をもってからが1番だそうです。

とはいっても気になるのは発音ですよね?ネイティブのようになるためには小さい頃から触れさせた方がいいのでは?

そこで気になる研究が紹介されていました。

10ヶ月以降は「母語以外あまり必要無い」

子どもは9ヶ月ころまでどの言語にも対応できるように生まれてくるそうです。よく、早くから英語に触れさせないとというのはこのあたりを指しているのですね。

しかし、逆に言うとそこまでで母語を判断し、10ヶ月以降は母語に特化した聞き取りをすることでことばの発達を促進させているのだそうです。

人って便利にできていますね!

これを聞いて、10ヶ月以降せっかく母語に集中しようとしているときに、英語に時間を割いてしまうのはもったいない気がしてきました😯

バイリンガル児の語彙数はモノリンガル児の半分ずつほど

これは衝撃的ですね。やはり複数の言語を同時に習得しようとすると、その中身は薄くなってしまうようです。

個人差はあるものの、言語の習得には時間がかかり、母語であっても1日24時間を3年間みっちりやって3歳児程度になるそうです。(3歳児が獲得している言葉は約1000語)

そこに別の言語を入れると母語の時間が減ってしまい、なおかつ別の言語の時間も1日24時間というわけにはいきません。

そして人はものを考えるとき母語をベースにするそうです。

少し英語ができたとしても、思考のベースとなる日本語がしっかりしていないと、最近の子育てでとても大切とされている「考える力」が伸びないのではないでしょうか。

そのため、まずは小学校から始まる学習のためにも、母語をしっかりと習得しておくことがとても大切なんだそうです。

では英語はいつから始めるのがいいのでしょうか。

効率よく英語を学習するなら9歳から

英語を効率よく学習するには、母語を確立してから母語の力をいかすのがいいそうです。

そして、母語の基礎段階は9歳ころまでに発達するそうです。

9歳頃に英語圏に移住した子どもは、もっと小さい頃移住してきた子どもより、その後のことばの伸びが早かったという研究結果も紹介されていました。

大人になってからでも遅くはない

番組では、大人になってから必要があって英語を習得した方たちも紹介されており、目的があることでより効率的な学習ができることが実証されていました。

英語もコミュニケーションのツールなので、やはりそれを使って誰かと会話がしたいというモチベーションが最強なのですね。

ネイティブ並みの発音よりも「何を言うか」が大切

これは番組の中でとても印象に残った言葉でした。

グローバル化の現代において、ネイティブ並みの発音というのはそれほど求められてはいないようです。

我が家の場合

そんな私も、息子が6ヶ月くらいのときになんとなくボタンを押すとやたらと英語が流れる車のハンドルのおもちゃを買ってみました。

そして次はやはりボタンを押すと英語が流れるテーブル

そしてばぁばは日本語のあとで英語が流れるリモコン

もうどれだけフィッシャープライス買うのよと思いますが、当時は赤ちゃん本舗でなんとなく買ってきていました。

その甲斐あってか??息子は2歳半頃にはABCのうたを勝手に歌っていました。教えたのは私ではなくこのおもちゃたちです。

しかしそれで混乱もさせてしまったのか?💦初語が出るのは1歳7ヶ月と遅く、とても心配しました。ただ3歳過ぎの今は、わりと語彙も多くおしゃべりになっています。

あとは2歳前にプレゼントしたアンパンマン図鑑にはまって、2歳半頃にはアルファベットもほぼ一人で覚えてくれました。

今は特に英語の習い事もせず、家でも英語の学習はやっていません。

小学生になると英語の授業も始まると思うので、その頃にはオンライン英会話を勧めたいと思っています。

しっかり比較してみたわけではないのですが、今のところは「価格(5,980円/月)」「レッスンが25分/1日」「グローバルな講師陣」という点からDMM英会話がいいなと思っています。無料体験もあるので、息子が幼稚園の年長くらいになったら試してみたいです。

毎日英語に触れる機会を作ることで、もし息子が英語にとても興味を持ってくれれば、9歳から本格的に学びたい時の良いモチベーションになってくれるのではと期待していますが、こればっかりはやってみないと分からないですね。

何にせよ、息子の意思を尊重したいです。

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