子育てに後悔しないために!男の子のしつけに悩んだら読む本

息子が3歳手前になり、自己主張が爆発しています。

社会的なルールやマナーなども教えて「しつけ」をしていかなければと思い、しかしなかなか途方に暮れてしまったので何か良い本はないかなと探して読んでみました。
「男の子のしつけに悩んだら読む本」
まさにですね。笑
男の子といっても母からすれば異性。
行動は想定外のものが多く、自分の過去の経験にも当てはめられないことが「男の子って大変」に繋がるのだそう。
以下、キーワードをまとめます。
「男の子はこういうもの」と思えればラクになる。
やはり受容が一番大切なのだそう。
しつけとは、辞書にあるように「教え込む(教える)」ことであり、「今すぐ実行させる」ことでは決してない
今すぐにできないのは当たり前。それでもその場その場で本当はどうすべきだったかを教え、何がよくて何が悪いのかを伝えることが十分しつけなのだとか。
この言葉は特に納得しました。
そしてその言い方は普通でいいんですね。
きつく怒るのは本当にダメなことをしたときのみ。
例えば自分の命の危険があることや他者にわざと危害を加えるなどでしょうか。
これは各家庭で大切にしたいことがあると思います。
でもそんなにたくさんではないですよね。
だから、普段は普通に伝え続ければいいんだそうです。
5歳になると見違えるほど落ち着きます
救いの言葉ですね。笑
しかしそこまで待たずとも、乳幼児のうちから何度も言い続け教え続けたことは3歳になった頃から報われ始めるということでした。
私は正直なところ1歳過ぎくらいまでは特に教えませんでした。
まだ言ってもわからず、ダメと言い過ぎるのは可哀想なのではと思っていたのです。
しかし、その影響もあるのか動き回る1歳以降とても苦労することになります。
今できなくても、今日できなくても、言い続けてさえいれば、教え続けていさえすれば、早ければ明日、遅くても1年後にはできるようになっています。2回や3回は言い続けたうちには入りませんよ。少なくとも10回。多ければ100回です。
そうですよね。大人だってそんなにすぐに改まりません。
短期で見すぎていたのだなと思いました。
そしてそのことをテニスのコーチを例に教えてくれているのですが、それがとてもしっくりきました。
悪気があってできないのではないのに、鬼のように怒られたら大人だって心が折れます。
褒められたことはもう一度する気になる
なにも褒めなくても「できたね」と言ってあげるだけでいいそうです。
これは他の本にもよくかいてありますが、行動を強化するのだそうです。
これは他の本で読んだのですが、逆に褒めすぎると、人に褒められるために何かをするようになってしまうので加減が難しいですね。
させたいことは、具体的な言葉で伝える
ついつい「なにやってるの!」「なんでそんなことするの」と言ってしまいますが、これでは子供にこちらの真意が全然伝わらないのだそうです。
なので具体的に「それはしたらダメだよ」とか「もう寝ようね」とか言うように気をつけようと思いました。
以前読んだ本の影響もあり「どうしたらいいと思う?」と聞くようにしていましたが、あくまでそれは基本的なルールやマナーを身につけてから考えられる話だなと気付きました。
自分で考えることができるのはきちんとした基盤があるからです。
我が家はまだ基盤作りの段階でした。
ただ、これをずっと続けるともしや指示待ち人間になってしまうのではと思うので、子供の成長とともに自分で考えるよう促すように関わり方を変えたいと思います。
好奇心を10秒満たしてあげると、子供は落ち着く
子供は好奇心の塊なので、全部付き合っていたら日が暮れてしまうと感じることはありますよね。
でも、ダメ!と言ったらずっとごねられて、かえって時間がかかったこともあります。
全部は無理ですが、できるときは、少ししたいようにさせてあげようかなと思います。
ただ、3歳手前くらいの息子はそれがヒートアップしてしまう場合もあるので、なかなか難しいです。これは年齢とともにいつも少しで満足できるようになるのかな?今後を楽しみにしたいです。
小さな望みをたくさんかなえると、子どもは幸せになります
大人が本屋さんに寄り道する場合を例にして説明してくれており、しっくりきます。
ダメなものはダメですが、これは叶えてあげられるという望みは叶えてあげたいと思いました。
そして最後に心に残ったのがこの言葉です
今のあなたは、子育てを十分に楽しまなかったことを後悔し、もう一度やり直したいと思っている20年後30年後のあなたが、タイムマシーンに乗って、子育てを再び楽しみにやってきた姿だ、と思って欲しいのです。
これを読んだとき、私はそんな自分を想像しました。
30年経ち、歳をとった自分は立派に巣立っていった息子を誇らしく思いながら、少しだけ寂しく感じています。
そしてタイムマシンに乗って今に帰ってきた。
そして30年前の小さな息子にもう一度会えるのです。
自然に涙が溢れてきました。
今この瞬間がかけがえのないものだということ。
とてもとても幸せな時間だということ。
毎日に追われて、疲れて、つい忘れがちですが、この時間の大切さや、早く落ち着いてほしいと本気で願っている息子の無邪気な姿の愛しさに気付かせてくれる言葉でした。
30年後、できるだけ後悔しないように、今目の前にいる息子と生きていきたいと改めて思ったのでした。
タイトルとURLをコピーしました