こんにちは。よしこです。
先日「深イイ話」を見ていたら「ボーグ重子さん」という方に密着していました。
なんでも娘さんが全米最優秀女子高生に選ばれたことで注目されたらしいのですが、ご本人もとてもすごい方でした。
重子さんのブログはこちらです。
重子さんがよく言われているのは「パッション」という言葉でした。
テレビの中で娘のスカイさんも「ああしろこうしろと言われたことはない」と言っていて、どんな教育をされたのかとても気になったので本を買ってみました。
タイトルがすごすぎて少しひるみますが(笑)とにかく読んでみてよかったです!!
主にスカイちゃんが通ったアメリカのトップ校で行われているエリート教育や、ご自身が家庭で実践されたことを紹介されているのですが、特に印象に残った部分や実践したいと思ったところを簡単にまとめます。
小学校3年生まで宿題なし!子供時代は子供らしく
衝撃でした。小学校3年生まで宿題が無いだなんて!
最近の子が小さい頃から塾にまで行っているイメージだし、田舎で普通に育った私でさえ宿題は小学校1年生からあったのに😳
アメリカのエリート教育は英才教育ではないらしいです。
では何をするのかというと、泥んこになって友達と遊んだり子供らしく過ごすのが良いそう。
もちろん自分で勉強する習慣をつけることも大切だと思うのですが、それは少し大きくなってからで良い、小さな頃は遊びを通して想像力を伸ばすというのがアメリカのエリート校での考え方なんですね。
目からウロコでした👀
今注目の能力「実行機能」
これはアメリカの教育界で最も注目されている能力で、ハーバード大学が「最も育てるべき能力」と言っているようです。
具体的には自分で計画し、実行し、結果を出すスキルだそう。
最近よく言われている「やり抜く力」や「自制心」もこちらに関連していそうですね。
この能力は幼少期から思春期にかけて訓練すればどんどん伸び、鍛えた子と鍛えていない子で大きな差が出るようです。
この能力を育てるために、重子さんは家庭でスカイちゃんにお料理をしてもらったようです。
たしかに料理を作るのは
1.何を作るか決める
2.必要な材料を買いにいく
3.どのくらい時間がかかるかを考慮していつ作るかを決める
4.作って食卓に出す
という計画・実行・結果のプロセスがあり、小さな頃は一緒に、少し大きくなったら自分だけで取り組めるのでもってこいですね。
小学生頃になると、日曜の朝ごはんを作るのはスカイちゃんの役割となり、予算以外は全てスカイちゃんが一人で決めて1実行するようにしたという話があり、我が家でもやってみたい!!と思いました。
まずはお手伝いから始めてみたいです。
世界のエリート校が最も注目する「レジリエンス」
こちらは簡単に表現すると「折れない心」で、逆境やストレスなどに直面したときうまく適応していく過程とされています。
こちらも訓練で高めることができる能力で、重子さんはスカイちゃんのレジリエンスを上げるために
・1日の終わりに、その日良かったことを1つ書き出す
・毎日好きなことをする時間を持たせる(10分でもよい)
・同じことでもネガティブとポジティブの2つの見方があり、どちらを選ぶかは自分で決めるという訓練
などを大切にしたそうです。
感想
今までいくつか教育本(ここでは子供への寄り添い方などを書いた子育て本とは別に捉えています)を読んできましたが、今までで1番ためになった気がします。
ここに書いたのはほんの一部で、本にはたくさんの情報がありますので興味がある方は是非読んでみてください。
今日のハワイは27度、天気は晴れ時々曇りです。
それではまた明日
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